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一般病院、コロナで6・9%の赤字…補助金で一転黒字に

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 厚生労働省は24日午前の中央社会保険医療協議会で、病院や診療所の経営状況を調べた医療経済実態調査を報告した。国公立を含む一般病院(精神科を除く。病床数20以上)の2020年度の利益率は、6・9%の赤字だったが、新型コロナウイルス関連の補助金を含めると0・4%の黒字となった。

一般病院、コロナで6・9%の赤字…補助金で一転黒字に

厚生労働省

 同年度の一般病院の平均収支は、2億2473万円の赤字だった。コロナ禍による受診控えなどが影響し、入院、外来診療の件数が減ったことから、19年度より3・8ポイント悪化した。民間病院は0・1%の黒字だったが、国立病院は9・2%、公立病院は21・4%の赤字と苦しい経営状況だった。

 ただ、医療機関がコロナの重症患者用の病床を確保したり、病床を確保しても患者が入らなかったりした場合は、政府から補助金が支払われた。この補助金を含めた場合は、全体の平均収支は1321万円の黒字に転じた。国立が6・8%、民間病院が2・3%の黒字、公立病院は7・3%の赤字となり、それぞれ収支が大幅に改善した。

 医療従事者の平均年収は、病院長が約2690万円(前年度比1・6%減)、医師が約1468万円(同1・1%減)、歯科医が約1156万円(同0・6%増)、看護職員が約506万円(同0・2%増)などだった。

 調査は、医療サービスの価格を決める診療報酬改定の参考にするため、2年に1回実施している。

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