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サッカーの久保建英選手、内田篤人選手も悩まされた膝の痛み。育ち盛りの小学生の場合は

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数々のアスリートを苦しめてきた

サッカーの久保建英選手、内田篤人選手も悩まされた膝の痛み。育ち盛りの小学生の場合は

 来年、カタールで開催されるワールドカップ出場を目指し、サッカー日本代表がアジア最終予選を戦っています。ここまでは思わぬ苦戦を強いられており、前回、ホームで苦杯を喫したオマーン戦は、11月16日になんとか辛勝したものの、まだまだ厳しい状況が続いています。2018年のW杯ロシア大会で、ピッチに置き忘れてきたものを取り戻すためにも、選手にはがんばって本大会出場を勝ち取ってほしいですね。

 さて、なかなか調子のギアが上がってこない日本代表メンバーですが、最大の心配事は、次代の日本サッカー界を背負うはずのMF久保建英選手(スペイン・マジョルカ所属)が膝にけがを負ったというニュースです。報道によると、幸いにも回復基調にあるようですので、しっかりと治して、また世界最高峰のテクニックを披露してくれることを期待します。

 膝のけがといえば、かつてJリーグではもちろん、ドイツリーグ、それに日本代表でも希代の名サイドバックとして活躍した内田篤人選手も苦しめられ、2020年、32歳という若さで現役を退いてしまいました。

 サッカーに限らず、角界では元横綱・貴乃花関、球界でも日本を代表する長距離ヒッターだった清原和博選手など、膝のけががきっかけとなって戦いの場を去ったスポーツ選手は数多くいます。

 手術によって復帰を果たしても、身体のパーツを新品に取り替えるわけではないため、思うようなパフォーマンスができなくなった選手も少なくありません。

 スポーツ選手以外でも、膝の痛みを訴えて医療機関を受診する人はたくさんいます。加齢とともに半月板や軟骨がすり減ってくることが最大の要因ですが、O脚や肥満など、普段の生活習慣とも関係します。両膝は、下半身の運動機能を支える重要な部位ですので、一生、自分の脚で元気に動いて過ごすためにも、痛みや動きにくさ、違和感などを感じたら、軽く考えずに早めに対処をしたいですね。

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大関 信武(おおぜき のぶたけ)

 整形外科専門医・博士(医学)、日本スポーツ協会公認スポーツドクター
 一般社団法人日本スポーツ医学検定機構代表理事

 1976年大阪府生まれ、兵庫県立川西緑台高校卒業。2002年滋賀医科大学卒業、14年横浜市立大学大学院修了。15年より東京医科歯科大学に勤務。野球、空手、ラグビーなどを通じて、野球肘、肩関節脱臼、アキレス (けん) 断裂、骨折多数など自身が多くのケガを経験。スポーツのケガを減らしたいとの思いで、一般社団法人日本スポーツ医学検定機構を設立し、「スポーツ医学検定」を開催している。現在、読売巨人軍チームドクター、栗田工業ウォーターガッシュ、拓殖大学ラグビー部、文京ラグビースクールでメディカル担当。19年ラグビーワールドカップでは選手用医務室ドクター、東京2020オリンピック・パラリンピックでは選手村総合診療所整形外科ドクター。八王子スポーツ整形外科、蓮江病院でも診療。

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