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東ちづる 山あり谷ありダイアリー

医療・健康・介護のコラム

この小さな点が胃がんなの!? よく見つけてくださいました…医師に感謝と質問攻めの「インフォームド・コンセント」

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同意書を取るだけじゃない

この小さな点が胃がんなの!? よく見つけてくださいました…医師に感謝と質問攻めの「インフォームド・コンセント」

 さあ、いよいよ胃がんについての「インフォームド・コンセント」です。今ではすっかり浸透した言葉ですが、骨髄バンクのボランティア活動で初めて耳にした29年前は、「なんちゃらコンセントって、電気のコンセントと関係あるの?」と思っちゃいました。

 「インフォームド・コンセント」とは、医療行為を受ける前に、医師や看護師から病状や治療法などについて、わかりやすく十分な説明を受け、患者や家族は十分に理解し、納得した上で同意することです。お互いに疑問があれば尋ね、答え、解消していかなければなりません。患者と家族、医療者、ソーシャルワーカーやケアマネジャーなどの関係者と互いに情報共有し、みんなで合意する、とっても大事なプロセスなんですよね。
ただ単に病状と治療法を告げて同意書を取ることではないのです。

 とはいえ、まさかの病気を告げられたりするとプチパニックになるかもしれませんし、医療の専門用語がよくわからなかったり、その時は理解したつもりでも、家族に説明する時にうまく伝えられなかったりするかもしれないし、治療の説明内容がふに落ちていなくても、お医者さんには言いづらかったりする場合もあるでしょう。だって、スツールに腰掛けている患者と、両肘掛けのついた立派な椅子に座った先生との対面という図式は、なかなかフラットな関係にはなりづらい。しかも、不安な時って、「お医者さまは神さまです」という心境になってる時もありますから。

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東ちづる(あずま・ちづる)

俳優。 一般社団法人Get in touch 代表。 広島県出身。会社員生活を経て芸能界へ。ドラマ出演や司会、講演、出版など幅広く活躍。骨髄バンク支援等のボランティアを29年間続けている。2012年、アートや音楽、映像、舞台等を通じて、誰もが自分らしく生きられる“まぜこぜの社会”を目指す一般社団法人「 Get in touch」を設立。記録映画「私はワタシ~over the rainbow~」、演劇プロジェクト「月夜のからくりハウス」(ともに動画をVimeoで配信中)などの企画・プロデュースを手がけ、自らも出演している。『東京2020NIPPONフェスティバル』のひとつとして世界に配信される「MAZEKOZEアイランドツアー」(無料配信中)の総合構成・演出・総指揮を担当。著書に、母との葛藤を乗り越えるまでの体験を綴った『〈私〉はなぜカウンセリングを受けたのか~「いい人、やめた!」母と娘の挑戦』、エッセー集『ライフ』など。

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