社会
社会
養鶏場から「いつもより鶏が多く死んだ」…鳥インフル検出、15・5万羽を殺処分
兵庫県は17日、同県姫路市の養鶏場で、鶏から高病原性の疑いのある鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)を検出したと発表した。鳥インフルエンザの確認は今季、秋田、鹿児島両県に次いで3県目。家畜伝染病予防法に基づき、養鶏場の採卵鶏約15万5000羽の殺処分を始めた。

兵庫県庁
兵庫県は17日午前、対策本部会議を開き、この養鶏場の半径3キロ圏内を鶏や卵の「移動制限区域」、半径3~10キロ圏内を区域外への搬出を禁止する「搬出制限区域」に設定。10キロ圏内にある他の養鶏場などでは異常は確認されていないという。
県によると、16日午後4時頃、養鶏場から「いつもより鶏が多く死んでいる」と姫路家畜保健衛生所に通報があった。簡易検査の結果、12羽全てが陽性だったため、県が遺伝子検査を実施していた。
【関連記事】