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APEC首脳宣言採択、ワクチン格差解消へ生産・供給の拡大「優先事項」

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 日本や米国、中国など21の国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)は12日、テレビ会議方式で首脳会議を行った。採択した首脳宣言では、新型コロナウイルスのワクチンを巡る格差が広がっていることから、生産・供給の拡大を優先事項とすることを盛り込んだ。

APEC首脳宣言採択、ワクチン格差解消へ生産・供給の拡大「優先事項」

テレビ会議形式のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に臨む岸田首相(内閣広報室提供)(12日午後9時10分、首相官邸で)

 声明では、アジア太平洋地域がコロナ禍による危機から「成長に戻れるように協力を強化する」と強調した。公正に各地にワクチンが供給される国際的な取り組みを支援する方針を示した。必要不可欠な医療品の貿易の円滑化も盛り込んだ。

 会議には、岸田首相や米国のバイデン大統領、中国の 習近平シージンピン 国家主席らが参加した。

 環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟を9月に相次ぎ申請した中国と台湾を巡る議論にも注目が集まった。TPP参加11か国は全てAPECに加盟しているためだ。

 岸田首相は会議で、「TPPは不公正な貿易慣行や経済的威圧とは相いれない。日本はTPPのハイスタンダード(高い基準)を維持する」と強調した。一方、中国の国営新華社通信によると、習国家主席は「開放はアジア太平洋の協力の生命線だ」と述べ、TPP加盟に向けた本気度をアピールした。

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