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「会えば周りがぱっと明るくなった」…寂聴さんゆかりの寺院で人柄しのぶ

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 作家で天台宗僧侶の瀬戸内寂聴さんが亡くなったことを受け、岩手県内の瀬戸内さんゆかりの寺では11日、 檀家だんか らが遺徳をしのんだ。

「会えば周りがぱっと明るくなった」…寂聴さんゆかりの寺院で人柄しのぶ

天台寺で元気な姿を見せる瀬戸内寂聴さん(2017年5月5日、岩手県二戸市浄法寺町で)

 瀬戸内さんが名誉住職を務める二戸市の天台寺には、古くから親交のある檀家らが訪れた。同市の桂太郎さん(72)は「どんな困りごとを相談しても解決策を出してくれた。あの人に会えば、周りがぱっと明るくなった」と懐かしんだ。

 桂さんが瀬戸内さんと知り合ったのは約30年前。瀬戸内さんが同寺の住職を務めていた当時、桂さんは趣味のバイクに乗り、法話を聞きに毎月足を運んだ。瀬戸内さんをサイドカーに乗せて市内をドライブしたこともあり、「若い頃から乗りたかったんだよ」とはしゃいでいた姿が忘れられないという。

 桂さんは「『京都に会いに行く』と約束したが、結局かなわなかった。もう一度会って話したかったな」と別れを惜しんだ。

 菅野宏紹住職は「わかりやすい仏教解説や地域振興活動に注力されていた。謝意を表し、ご 冥福めいふく をお祈りします」とコメントした。

 瀬戸内さんが51歳で得度した平泉町の中尊寺の奥山元照貫首は「突然の訃報に驚いております。東日本大震災では物心両面にわたり復興に尽力いただき、被災地東北の人々に多大な力添えを賜りました」との談話を出した。

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