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米ファイザー、5~11歳のワクチン接種へ厚労省に承認申請…12歳未満は国内初

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 米製薬大手ファイザーは10日、新型コロナウイルスワクチンの5~11歳への接種を可能とする承認申請を厚生労働省に行ったと発表した。新型コロナワクチンで12歳未満への接種に向けた申請は国内初となる。

米ファイザー、5~11歳のワクチン接種へ厚労省に承認申請…12歳未満は国内初

ファイザー製のコロナワクチン

 また厚労省の専門部会は同日、同社製ワクチンの3回目の追加接種を可能にする申請を了承した。厚労省は11日にも18歳以上の追加接種を特例承認し、12月以降の接種に備える。

 ファイザー製ワクチンは現在、12歳以上用の製造販売が特例承認されている。同社によると、5~11歳用のワクチンは投与量を3分の1に減らし、3週間間隔で2回接種する。海外で5~11歳の約2000人を対象にした臨床試験では、発症予防効果が90・7%で、深刻な副反応はなかった。

 日本は、新型コロナワクチンの接種対象を米モデルナ製で12歳以上、英アストラゼネカ製で原則40歳以上としている。米国では、今月から5~11歳へのファイザー製ワクチンの接種が始まり、新型コロナの拡大が続く欧州各国も対象年齢の引き下げを検討している。

 ただ子供への接種の拡大には慎重な意見もあり、厚労省は今後、専門部会で有効性や副反応を検討し、承認の可否を決める。

 一方、厚労省の専門部会は同社製ワクチンについて、3回目の追加接種の対象年齢を18歳以上とし、2回目の接種から6か月以上空ければ接種できるとする用法の変更を了承した。2回目まで同社製以外を接種した人に3回目を接種する「交互接種」の扱いなど、接種体制の詳細については、15日に厚労省の専門家分科会で議論する。

 ファイザー製の追加接種は、イスラエルでは12歳以上、米国やフランスなどでは高齢者や重症化リスクの高い人、医療従事者らに対して実施されている。

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