山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
妊娠・育児・性の悩み
シラスと豆腐の卵とじ…たんぱく質がとりやすいメニュー
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。今月は、おいしく食べて免疫力を付けるレシピをご紹介しています。
今回は、小さなお子さんでもたんぱく質がとりやすいメニューに仕上げました。たんぱく質は、免疫細胞の材料となるため、不足すると免疫力が低下しやすく、感染症にもかかりやすくなります。良質なたんぱく質を継続的にしっかりととることが免疫力を付けるために大事です。また、シラス干しと卵は、たんぱく質以外にも、免疫機能を調節する働きのあるビタミンDが多く含まれています。
肉や魚(切り身など)が苦手でも、豆腐、シラス干し、卵なら食べる! そんなお子さんも多いと思います。たんぱく質は、肉や魚だけではありません。特に肉類は、お子さんのお口や体の発達に合わせた調理法でないと味 云々 ではなく、食べられないことが多いです。
今、食べられる食材を使いながら、食べる力を付け、心と体を作っていくことが大事ですよ。
[作り方]
(1) 豆腐はキッチンペーパーに包み、電子レンジで2分半ほど加熱し、ざるに上げ、水切りする。
(2) ミニトマトは半分に切る。卵は溶きほぐす。万能ネギは小口切りにする。
(3) 小さめのフライパン、または鍋に(A)を入れ、豆腐、トマトを中火で2~3分煮る。
(4) シラスを加え、全体をかき混ぜ、溶いた卵を流し入れ、蓋をして1分ほど加熱して出来上がり! 万能ネギをかけます。
※しょうゆの濃い色を付けないために、塩としょうゆを加えています。色を意識しないのであれば、しょうゆを大さじ1(塩なし)に代えてもOK。逆に塩小さじ1/2(しょうゆなし)でもOK。
※低年齢のお子さんが食べる場合は、卵にしっかり火を入れましょう。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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