伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」
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サバ缶でふんわりつくね風…常温で保存できる便利な缶詰使い
こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。
常温で保存できる便利な缶詰。皆さんの自宅にもあるのではないでしょうか。
私が関わる高齢の方のおうちにも、いろいろな缶詰を見かけることがあります。どうやって食べるのかをお聞きすると、そのまま食べる、汁物に入れる、ご飯に混ぜるなど、皆さん、工夫を凝らして食べているようです。今回は、サバの水煮缶詰とはんぺんを混ぜて作る、やわらかなつくね風のご紹介です。
このレシピでは、かむ、のみ込む力が低下した方に向けて、はんぺんを滑らかなペースト状につぶし、ほぐしたサバの水煮缶と混ぜています。そして、つぶし方を粗くしたり、長ネギのみじん切りや、大葉の千切りを入れたりすると食感が楽しめ、多くの年代の方に召し上がっていただけるメニューとなります。
[作り方]
(1) ポリ袋に、はんぺんを入れ、粒がなくなるまでつぶす。卵は割り、ほぐす。サバ水煮缶はほぐし、汁気を切っておく(小骨が気になる場合は取りのぞいておく)。
(2) はんぺんの入った(1)のポリ袋に、サバ水煮缶、卵、おろしショウガを入れる。
(3) ポリ袋の外側からよく混ざり合うように、もむ。
(4) (3)を4~6等分にし、油を引いたフライパンに並べ入れる。
(5) 中火で両面を焼き、ふたをして弱火で2分ほど焼く。
(6) 皿に盛り付け、大根おろしやニンジンなどの付け合わせを飾る。
※かむ、のみ込む機能には個人差があります。食べる機能を確認しましょう
(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)
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