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料理家 栗原友さん

 メディアなどでお馴染みの芸能人、有名人だって、一人の人間として病気や心身の不調と向き合っています。苦しかった経験や、病によって気付かされたことなど、率直な思いをお聞きします。

一病息災

[料理家 栗原友さん]乳がん(1)海辺でボディーオイルを塗っていたら…しこり気になり受診「やっぱりか」

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 料理家として活動を始めて16年――。昨秋には、東京・築地に鮮魚店「クリトモ商店」も開き、毎日夫と店に立つ。「いらっしゃいませ」。訪れる客に元気に声をかける笑顔に、ピンク色の髪がよく似合う。

 髪を染めたきっかけは、乳がんの治療だ。以前は、料理家のイメージに合うようにと黒髪に白シャツといった落ち着いた服装を心がけていたが、抗がん剤の影響で一度髪が抜けてから、「もう我慢せず、好きに生きよう」と考えを変えた。派手な外見だと出演できない料理番組もあるが、今はあまり気にしない。

 左胸のしこりに気づいたのは、2019年5月。グアムに旅行中、海辺でボディーオイルを塗っていた時だ。「乳がんかもしれない」。帰国すると、すぐ近くの病院を受診した。

 乳がん経験者の知人に連絡すると、「酷だけど、検査結果を待つ間も乳がんだと思って過ごした方がいいよ」と言われた。実際、診断は乳がんだった。「やっぱりか」

 別の医師の意見を聞こうと受診した大きな病院で、「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)の可能性も考えられます。詳しく調べてみませんか」と、遺伝子検査を勧められた。

 HBOCだと、発症していない胸も乳がんになったり、卵巣がんを発症しやすかったりする。

 「結果がわかると、今後のことが考えられますよ」。医師の説明を受け、即答した。「検査を受けます」

料理家 (くり)(はら)(とも) さん(46)

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