医療大全
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みんなで減塩<1>塩分控えてもおいしく
「大好物のカレーだって、塩分控えめでも、おいしくできますよ」。滋賀医大名誉教授の上島 弘嗣 さん(78)が、京都市内の自宅キッチンで腕を振るう。
具材は、カボチャやタマネギなどのたっぷりの野菜と、むきエビに冷凍ホタテ、缶詰のトマト。塩分が多い市販のルーを使わないのがポイントだ。カレー粉などのスパイスと、無塩のトマトジュースで煮込む。
1人分の食塩の量は1グラム弱。一般的なカレーの3分の1以下だ。
心臓病と高血圧の持病を抱える上島さんが、本格的に減塩を始めたのは7年前。主治医でもある妻、嘉美さん(76)の一言がきっかけだった。
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