山口真弓の「子どものココロとカラダを育む簡単レシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
マイタケとジャガイモのいため物…より免疫機能を高めるための味
こんにちは。乳幼児専門の管理栄養士の山口真弓です。今月はおいしく食べて免疫力を高めるレシピをご紹介しています。
抗酸化作用を持ち、活性酸素の働きを抑えて免疫力を保つ効果が期待できるビタミンC。そのビタミンCを多く含むジャガイモと、免疫細胞を活性化すると考えられているβグルカンを多く含むマイタケを合わせていため物に仕上げました。
βグルカンはマイタケの細胞壁に含まれる食物繊維の一種で、キノコ類の中でも群を抜いて多く含まれています。マイタケのうま味成分や栄養素は水溶性のため、ゆでる・煮るなどの調理法だと流れ出やすいため、今回のように、いため物にすると効率よく摂取することができます。また、汁物や炊き込みごはんなど汁ごと食べることができるメニューに使うと効率よく栄養素をとることができます。
より免疫機能を高めるために、味付けの調味料には発酵食品である「枯れ節の削り節」と「しょうゆ 麹 」を使っています。枯れ節の削り節については2020年9月6日の乳幼児レシピ(/article/20200831-OYTET50019/)を参照してください。
[作り方]
(1) ジャガイモは細切りにし、水に3分ほどさらす。マイタケは手でほぐす。
(2) フライパンに油をひき、水気を切ったジャガイモを火にかけ、蓋をして弱火で2~3分加熱する。
(3) ジャガイモが透き通ったら、マイタケを加え、1分ほどいためる。
(4) 火を止め、(A)を加えて全体を混ぜ合わせてできあがり。
※しょうゆ麹は、しょうゆでもOK。その場合、使用量を減らす。
(レシピ作成 乳幼児専門の管理栄養士 山口真弓)
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