文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

田村専門委員の「まるごと医療」

医療・健康・介護のコラム

「新型モク拾い」5万本を突破 たばこポイ捨て禁止を訴え

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

禁煙ジャーナル編集長の渡辺文学さん

「新型モク拾い」5万本を突破 たばこポイ捨て禁止を訴え

トングと吸い殻を入れるゴミ袋を手にする渡辺文学さん(渡辺さん提供)

 「新型モク拾い」ついに5万本を突破――。禁煙ジャーナル編集長の渡辺文学さん(84)から、近況を伝えるメールが届いた。

 渡辺さんは、1970年代の新幹線禁煙化問題に始まり、たばこの害を訴え続けて、40年以上にわたる嫌煙権運動の歴史そのものと言える人だ。一般社団法人タバコ問題情報センター代表理事なども務める。名前の読みは「ふみさと」が正しいが、通称「ぶんがくさん」と呼ばれることが多い。

 その「ぶんがくさん」が新型モク拾いを始めたのは、2019年1月20日のことだった。もともとよく散歩はしていたが、ふと、散歩をしながらたばこの吸い殻拾いをやってみようと思い立ったという。翌日、翌々日、1週間と続けているうちに、これまで3年近く続く習慣になった。

一日平均59本 空き缶やゴミも

 吸い殻を拾うための小さなトングとゴミ袋を手に、歩くのは、東京都世田谷区にある京王線・芦花公園(ろかこうえん)駅の周辺。雨の日や地方に出かけた日などを除き、毎朝30分、吸い殻やゴミを拾いながら歩く。今年10月下旬半ばまでの約1000日間のうち870日実行したという。

 拾った吸い殻の数は、5万1000本あまり。1日平均59本になる。わずか30分間で、これだけの数の吸い殻のポイ捨てが見つかることに、全国的にはいったいどれだけの数が捨てられているのかと考えさせられる。紙巻きたばこの吸い殻だけでなく、近年増えている加熱式たばこの吸い殻のポイ捨ても1~2割ほど混じるという。

 たばこだけでなく、ゴミのポイ捨てもひどい。コロナ禍の制限に伴って「路上飲み」が増えたせいかどうかは分からないが、アルコール飲料の空き缶が多数捨てられているのを見つけたこともある。

1 / 2

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

tamura-yoshihiko_profile

田村 良彦(たむら・よしひこ)

 読売新聞東京本社メディア局専門委員。1986年早稲田大学政治経済学部卒、同年読売新聞東京本社入社。97年から編集局医療情報室(現・医療部)で連載「医療ルネサンス」「病院の実力」などを担当。西部本社社会部次長兼編集委員、東京本社編集委員(医療部)などを経て2019年6月から現職。

田村専門委員の「まるごと医療」の一覧を見る

コメントを書く

※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。

※個人情報は書き込まないでください。

必須(20字以内)
必須(20字以内)
必須 (800字以内)

編集方針について

投稿いただいたコメントは、編集スタッフが拝読したうえで掲載させていただきます。リアルタイムでは掲載されません。 掲載したコメントは読売新聞紙面をはじめ、読売新聞社が発行及び、許諾した印刷物、読売新聞オンライン、携帯電話サービスなどに複製・転載する場合があります。

コメントのタイトル・本文は編集スタッフの判断で修正したり、全部、または一部を非掲載とさせていただく場合もあります。

次のようなコメントは非掲載、または削除とさせていただきます。

  • ブログとの関係が認められない場合
  • 特定の個人、組織を誹謗中傷し、名誉を傷つける内容を含む場合
  • 第三者の著作権などを侵害する内容を含む場合
  • 企業や商品の宣伝、販売促進を主な目的とする場合
  • 選挙運動またはこれらに類似する内容を含む場合
  • 特定の団体を宣伝することを主な目的とする場合
  • 事実に反した情報を公開している場合
  • 公序良俗、法令に反した内容の情報を含む場合
  • 個人情報を書き込んだ場合(たとえ匿名であっても関係者が見れば内容を特定できるような、個人情報=氏名・住所・電話番号・職業・メールアドレスなど=を含みます)
  • メールアドレス、他のサイトへリンクがある場合
  • その他、編集スタッフが不適切と判断した場合

編集方針に同意する方のみ投稿ができます。

以上、あらかじめ、ご了承ください。

最新記事