東ちづる 山あり谷ありダイアリー
医療・健康・介護のコラム
黒色便、体はフラフラ、顔真っ白で即入院…新型コロナで受診を控えたら、胃に大事件が起きていた
「ちづるさんもシンリョウビカエをしちゃったんですね」と言われ、「シンリョウビカエ?? ああ、診療控えというのかと脳内変換し、納得です。
この言葉も、コロナ禍で浸透した表現ですよね。友人に言われた通り、私もまさに病院に行くのを控えてしまったひとりです。
胃の痛み「ストレス」と軽視
去年の春ぐらいから胃がシクシクと痛み始めました。きっと、コロナ禍での不安やストレスだろうから、ちょっと様子をみよう。ところが、夏になっても痛みは続きます。普段なら病院へ行きます。ですが、「このままでは医療崩壊は免れない」というニュースが日々流れています。「こんな胃痛ぐらいで、お手を煩わせるのも申し訳ないし、万が一院内感染なんてことになったら大変だし……」と、病院に足が向きません。
そして秋に。胃の痛みはさらに強くなっていましたが、「原因は生活の乱れ。仕事や活動がキャンセルや延期になるストレス、遅寝遅起き、毎夜のアルコール摂取、買い物控えで栄養のバランスも崩れている。そりゃこれだけ不健康な生活を送っていたら、胃も弱ってるよなー。そのうち改善すれば治癒するでしょ」と高をくくっていました。普段から健康優良児のような私です。すっかり健康過信に陥ってしまいました。
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