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地域中核病院の医事業務、算定基準不明のまま委託継続…口頭で追加契約

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 千葉県東金市の地域中核病院「東千葉メディカルセンター」の不適切運営問題で、窓口での患者応対など全般的な医事業務が、金額の算定根拠が分からないまま千葉市の業者に委託され続けていることが分かった。

地域中核病院の医事業務、算定基準不明のまま委託継続…口頭で追加契約

東千葉メディカルセンター(2017年7月撮影)

 第三者委員会の報告書によると、同センターは医事業務を担う業者と2018年5月、月額910万円で随意契約した。その後、診療報酬明細書点検業務などが追加されたが、契約は書面ではなく口頭で済ませていた。外来患者数の増加を理由に委託料は段階的に増え、現在は月額2813万円。金額の算定基準は不明という。

 同センターを巡っては昨年10月、ネット上に出回った告発文書をきっかけに、不適切な給与支出や不透明な業務委託が発覚。医事業務を委託する業者との契約は今年3月末までだったが、更新契約書を作成しないまま、4月以降も業務を続けている。同センターの幹部は「医事業務は多岐にわたり、急な変更は現場が混乱するため」と説明する。

 一方、同センターは新たに医事業務を担当する事業者を公募することを決めた。病院運営の実績などを踏まえ、委託金額の上限は月額2200万円とし、年間約7300万円の経費削減を進めるという。

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