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詠んで生きる・難病<5>病気でなく「杖」を詩に

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 いつものように散歩をしている時だった。何かがおかしい。歩きながら視線を動かすと、周りの風景が動くのが、一瞬ずれるような、残像が見えるような違和感がある。

詠んで生きる・難病<5>病気でなく「杖」を詩に

愛犬をしのぶ絵と詩の前に立つ八木忠栄さん。手の震えなどの運動失調症状が起こる前に自ら描いた(千葉県船橋市で)

 千葉県船橋市の詩人、八木忠栄さん(80)は当時60歳代後半。最初は、平衡感覚に関わる三半規管に何か問題が起きたのかと考えた。総合病院の耳鼻科や内科で診てもらったが異常はない。脳神経外科や神経内科でも、「加齢でしょう」と言われる。ふらつくような感覚は変わらず続いた。

 磁気共鳴画像(MRI)による検査などを経て、脳神経内科専門のクリニックでようやく診断がついたのは、2年近くたった2011年3月のことだった。

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