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複数の園児に体罰や暴言、県が改善勧告へ…送迎バスに取り残され男児死亡の保育園
送迎バスに取り残された男児が死亡する事件が起きた福岡県中間市の私立双葉保育園で、保育士らが複数の園児に対し、体罰を行ったり、暴言を吐いたりしていたとして、県が21日に園の設置者である社会福祉法人「新星会」(中間市)に改善勧告をする方針を決めたことがわかった。

パトカーが巡回する双葉保育園(8月撮影)
関係者によると、県と市が特別監査を進める中で情報提供があり、園の職員に聞き取りを行うなどして事実関係を調査。体罰や暴言など不適切な行為が数年前から繰り返されていたことが確認された。
園では7月29日に1人でバスを運行していた前園長が、園児を降ろした後の車内確認を十分行わずにバスを施錠し、男児が熱中症で死亡した。
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