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接種完了目標まで1か月「機会逃さないで」…自治体、はがき発送や予約不要会場設置

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 新型コロナウイルスのワクチン接種で、栃木県が希望者の接種完了を目指す11月末まで1か月ほどとなった。県民の7割が1回目の接種を受け終え、予約の空きが多くなってきたが、自治体では希望者が機会を逃さないよう、はがきで終了時期を周知したり、予約不要の接種会場を設けたり、工夫を凝らしている。

接種完了目標まで1か月「機会逃さないで」…自治体、はがき発送や予約不要会場設置

予約に空きがあるため、接種後の待機スペースも空席が目立っていた(16日夕、足利市のアシコタウンあしかがで)

 16日夕、足利市の集団接種会場「アシコタウンあしかが」では待機スペース130席のうち100席ほどが空いていた。

 市が3か所で行う集団接種は、今月に入って予約が埋まらない会場が増え、16日の同会場も1020人の枠に約200人分の空きが出た。18日現在で足利市の12歳以上の接種率は79・92%(1回目)に達し、8割以上という目標に近づいていることもあり、1回目の接種を集団は31日、個別は23日で終了することを決め、市のホームページなどで周知している。

 市新型コロナウイルス感染症対策室の木村彰宏室長は「インフルエンザのワクチン接種も始まり、いつまでも医療従事者や接種会場の確保はできない。接種を希望する場合は忘れずに予約してほしい」と話す。

 佐野市は今月7日、未接種者がいる約1万6000世帯に、接種を希望する場合は10月中の予約を促す内容のはがきを発送した。1回目の接種は集団、個別ともに11月7日で終了予定だ。接種の強要にならないよう文言などに配慮して、希望者の接種漏れを防ぐ作戦に出た。

 はがきの発送後、市内の医療機関やコールセンターには接種を先延ばしにしていた人や接種を迷う人からの問い合わせや相談があるといい、市感染症対策室の福嶋英樹室長は「仕事などで、接種を希望してもまだ打てていない人は一定数いるはず。しっかりカバーしていきたい」と話す。

 他にも希望者の接種を促そうと、宇都宮や小山、佐野市では、予約なしで受けられる集団接種会場を設けている。

 県全体の接種率は18日現在で1回目が70・28%。全国平均を上回っているが、県感染症対策課の担当者は「ワクチンは感染予防だけでなく重症化を防ぐ効果もあるので、感染の再拡大に備え、再度多くの人に接種を検討してほしい」と話している。

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