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トイレで利用するはずの井戸水、配管ミスで30年飲み水に使用…阪大付属病院

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 大阪大は20日、医学部付属病院(大阪府吹田市)の診療棟の一部エリアで、飲用水を流すべき蛇口120か所に、簡易処理しかしていない井戸水を流していたと発表した。水道配管の接続ミスが原因で、病院完成から30年近くにわたり、職員や病院利用者の飲み水や手洗い、うがいなどに使われていた。阪大は水質を調べており、健康被害は確認されていないという。

トイレで利用するはずの井戸水、配管ミスで30年飲み水に使用…阪大付属病院

大阪大医学部付属病院

 発表によると、病院は1993年に完成。簡易処理した井戸水は、水洗トイレに利用する想定だったが、施工時に誤って別の配管とつないでいたという。新たな診療棟の整備に向け、業者が建物を調べた際に判明した。この水は病院が週1回、色や味、臭いなどを検査してきたが、記録が残る2014年4月以降、問題はなかったという。

 中谷和彦理事・副学長は記者会見で「高度医療を提供する大学病院が不安を与え、大変申し訳ない」と謝罪した。簡易処理した井戸水を使う建物は学内で他に105棟あり、配管を確認するという。

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