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「マイナ保険証」本格運用、20日から開始…事前登録が必要

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 医療機関や薬局でマイナンバーカードを健康保険証として利用できる「マイナ保険証」の本格運用が20日始まる。患者が加入する健康保険の「資格確認」が迅速に行えるほか、服用した薬の履歴なども分かり、適切な診療につながることが期待される。国が進める医療のデジタル化の一環。

 利用者はまず、専用サイトや、専用のカードリーダーがある医療機関や薬局で、自分の保険証とマイナンバーカードのデータを連結させる事前登録を行う。

「マイナ保険証」本格運用、20日から開始…事前登録が必要

 マイナ保険証を使う場合は、窓口に設置された読み取り機にマイナンバーカードを置き、すでにカードに登録されている顔と本人を照合する。暗証番号で本人確認を行うこともできる。

 これにより、患者が加入している健康保険の内容や有効期限、患者の収入に応じた高額療養費の自己負担限度額などが自動的に分かる。受付で保険証を提示する必要はなくなる。

 マイナ保険証のデータは、患者が過去に受けたメタボ健診や、調剤された薬剤の情報ともつながっており、過剰な服薬を減らすことも可能になる。

 3月からの試験導入で、医療保険の資格確認に活用され、20日から本格運用が始まる。全国690店舗の約9割で導入を済ませた日本調剤薬剤企画部の山田博樹課長は「正確なデータに基づいた服薬指導がしやすくなる」と話す。

 課題は、システムの普及だ。全国の医療機関や薬局計22万9196か所のうち、必要なシステムの導入を済ませているのは1万8141か所(7・9%、10月10日時点)にとどまっている。

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