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田村専門委員の「まるごと医療」

医療・健康・介護のコラム

いまこそ、患者協働の医療の実現を ACP(人生会議)を考えるオンラインイベント

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11月7日 オンラインで開催

 AMCOP(アムコップ)は、「Association of Advancing Medical Collaboration with Patient」の略称。2017年に有志が開いたイベントをきっかけに結成された。イベント開催は今年が5年目で、コロナ禍のため昨年に続きオンラインでの開催となる。
https://amcopoffice.wixsite.com/amcop

 代表の宿野部武志(しゅくのべ・たけし)さんは、3歳で慢性腎炎を発病し、18歳から人工透析を始めて透析歴は30年以上になる。長い闘病生活を送る中で、患者が医療にもっと関わることが医療の進歩に必要ではないかと考えるようになったという。人工透析に関する情報発信のほか、様々な病気の患者会活動を支援する「一般社団法人ピーペック」の代表理事を務めている。

 また、ヨミドクターのコラム「新・のぶさんのペイシェントカフェ」を連載中の「患医ねっと」代表・鈴木信行さんが、副代表を務めている。

 今回のイベント開催にあたり、宿野部さんは、「ご登壇いただく三浦さんと冲永さんは、それぞれ医師と研究者という立場は違っていても、ACPに関して大変深い造詣をお持ちです。お二人のお話と参加者の皆さんとの対話を通して、改めてACPについて皆さんと共に考え、自身の行動につなげていけるような機会になればと考えています」と、参加を呼びかけている。

 AMCOPのオンラインイベントは11月7日午後1~3時、Zoomで開催。参加費500円。募集人数90人。申し込みは、
https://amcop2021.peatix.com/
で。(田村良彦 読売新聞専門委員)

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田村 良彦(たむら・よしひこ)

 読売新聞東京本社メディア局専門委員。1986年早稲田大学政治経済学部卒、同年読売新聞東京本社入社。97年から編集局医療情報室(現・医療部)で連載「医療ルネサンス」「病院の実力」などを担当。西部本社社会部次長兼編集委員、東京本社編集委員(医療部)などを経て2019年6月から現職。

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