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医療ルネサンス

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不育症<4>丁寧な説明 不安和らげる

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 結婚から12年、15回の流産を乗り越えて、中国地方の女性(42)は今夏、女の子を出産した。「いつも先生が私の話に耳を傾けてくれたから、出口の見えないトンネルを抜けることができた」と振り返る。

不育症<4>丁寧な説明 不安和らげる

「出産できるように」との願いを込めて、女性が書き続けたノートは9冊になった

 女性は、5回の流産の後、岡山大病院の不育症専門外来を受診した。そこでは、「また流産するのではないか」という不安を軽減させるためのケアに力を入れていた。

 少しでも安心してもらえるように、医師、看護師、助産師らが、〈1〉検査や治療の内容や意味をわかりやすく説明する〈2〉妊娠中は、おなかの赤ちゃんの超音波画像を見せて詳しく状態を伝える――などを心がける。

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