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医療相談室

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脳梗塞患い、しゃっくりに悩む

 69歳の夫は2年前からしゃっくりが止まらず、昨夏は呼吸困難で救急搬送されました。病院到着後は落ち着き、検査でも異常が見つからず帰宅しました。4年前、脳 梗塞こうそく になり、薬を飲んでいます。(77歳女性)

原因疾患の治療を優先

近藤 司 友愛記念病院救急科部長(茨城県古河市)

 しゃっくり( 吃逆きつぎゃく )は、息を吸い込む動きと同時に、気管入り口の声帯が閉鎖して起こる反射運動です。瞬間的に呼吸が妨げられるので横隔膜に強いストレスがかかります。

 実は胎児もしゃっくりをしていて、子どもの頃には、よく見られます。成長とともに減るため、胎児期に何らかの必要性があって出現し、次第に抑制されるようになると考えられています。

 しゃっくりの持続期間により、急性、慢性、難治性に分かれます。質問のケースは2年前から続いており、難治性に該当すると考えられます。難治性の場合は、何らかの病気が原因になっていると考えられるので、その病気を治療することが重要です。質問の場合は脳梗塞の影響があると思われますが、他にも原因疾患がないか、調べてもらった方がよいでしょう。主治医に相談してみてください。

 治療では、薬物療法も有効ですが、生活習慣の改善も大切です。

 しゃっくりは喉からの刺激に、延髄にある反射中枢が反応して起こります。暴飲暴食は、胃酸の逆流などの刺激を招く恐れがあります。たばこも喉を刺激します。アルコールは、しゃっくりを抑える働きも妨げると考えられています。難治性には、息をこらえるなどの一時的な対処法は効果がありません。

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