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久しぶりの舞台 緊張でドキドキだった自分を救ってくれた言葉
――舞台の稽古が始まっていると思いますが、意気込みなどを聞かせていただけますか。
私が演じるのは、天真爛漫(らんまん)で、思ったことを何でも口にしてしまうような役柄なんですけど、舞台そのものも5年ぶりですし、最初はとてもドキドキしていました。
そうしたら、稽古の初日に演出の松尾スズキさんが、「俺に任せてくれたら、おもしろくなるから」とおっしゃってくださって、「何て頼もしい」と感激しました。
――ドラマや映画など幅広く活躍されていますが、舞台への思いはいかがですか。
以前は食わず嫌いだったというか、「何か月間も同じことを繰り返してやるのは、私には向いてないな」と思っていた時期がありました。周囲からの勧めもあって、5年前に初めて舞台の主演を経験したことで、そうではないことが分かりました。今回、出演の機会をいただけて、とてもうれしく思っています。
コロナ禍で大変な時期に舞台を見に来てくださるお客さんのためにも、素晴らしい役者さんたちの中で「あいつだけはダメだな」なんて言われないように、しっかり稽古を頑張りたいです。
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