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「ゴルゴ13」漫画家のさいとう・たかをさん死去、84歳…「私はアウトローしか描けない」

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「ゴルゴ13」漫画家のさいとう・たかをさん死去、84歳…「私はアウトローしか描けない」

漫画家のさいとう・たかをさん(左)。東京都中野区・さいとう・プロダクションで。2019年10月4日撮影。

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さいとう・たかを著「ゴルゴ13」(表紙書影)

 大人向け漫画「劇画」を代表する漫画家で、長寿アクション作「ゴルゴ13」で知られるさいとう・たかを(本名・斉藤隆夫=さいとう・たかお)さんが24日、膵臓がんで死去した。84歳だった。告別式は近親者で済ませた。

 和歌山県生まれ。1955年、「空気男爵」でデビュー。大阪の貸本漫画で活躍後、東京に移って新しい漫画を目指す「劇画工房」に参加した。時代劇と現代アクションを二本柱に映画的手法を取り入れたシリアスな画風で、「無用ノ介」「影狩り」「バロム・1」などのヒットを飛ばし、劇画旋風を巻き起こした。

 68年からは、「ビッグコミック」誌で、国際政治の裏舞台で活躍する超人級の狙撃者を主人公とした「ゴルゴ13」をスタート。以来、単行本200巻を超す長寿作として人気を博した。小学館漫画賞、日本漫画家協会賞・大賞など主要な漫画の賞を受賞した。2010年、旭日小綬章受章。

 早くから漫画の分業体制を取り入れたことでも知られる。「ゴルゴ13」の主人公、日本名「デューク東郷」は、俳優の高倉健さんをイメージして人物を造形。「私はアウトローしか描けない。世の中の約束事にこだわらず、人間の矛盾を逆手にとろうと思った」と語っていた。

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