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得意の「庶民派パフォーマンス」が逆に国民に不評、感染急拡大で支持率下がり続ける大統領

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得意の「庶民派パフォーマンス」が逆に国民に不評、感染急拡大で支持率下がり続ける大統領

インドネシア西ジャワ州の薬局を訪れたジョコ大統領(7月23日)=インドネシア大統領府提供

 【ジャカルタ=川上大介】インドネシアのジョコ・ウィドド大統領の支持率がじわじわと低下している。新型コロナウイルスの感染急拡大への対応で精彩を欠いたためだ。得意の「庶民派パフォーマンス」も逆に国民の不評を買っている。政界の名門出身の国会議長がジョコ氏批判を強め、3年後の次期大統領選を見越して早くも存在感を高めている。

 

 「皆が安全になるまで、誰も安全とは言えない」。ジョコ氏は22日、米ニューヨークで開かれた国連総会でのビデオ演説で、新型コロナ対策に言及した。ただ、他国の首脳がコロナ対策の課題や成果について熱弁を振るう中、ジョコ氏は一般的な意見を述べるだけで、国内の状況や対応策への言及はなかった。

 インドネシアは7月以降、1日当たりの新規感染者数が5万人超、死者数が1000人超の日が続き、感染爆発状態となった。医療体制が 逼迫ひっぱく し、国民の多くは病院で治療を受けられないなど混乱が広がった。だが、経済への影響を懸念したジョコ政権は、企業の出勤禁止などの規制が後手に回り、感染拡大を食い止められなかった。一方で、感染者数が高止まりしていた7月下旬に規制の一部を緩和し、専門家らの反発を招いた。

 2年前の世論調査で7割を超えていたジョコ氏の支持率は徐々に下がり続け、今年9月には58%となり、2年間で14ポイント下落した。

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