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[意思決定]面会制限2<2>苦しみに少しの配慮を…COML理事長 山口育子さん(下)

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患者や家族側の立場の代表として、厚生労働省の多数の審議会や検討会で委員を務める。COMLが受けてきた電話相談は、約6万4000件。自らも対応に当たる。

 COML(コムル)が受けたコロナ禍の「面会制限」を巡る相談からは、多くの課題が浮き彫りになりました。

 感染を避けるため、新型コロナウイルス感染症の患者受け入れ病院など、医師が対面で家族に接しない医療機関が増えています。コミュニケーション不足、説明不足は家族の不安を強めるだけでなく、行き過ぎると危うさをはらみます。

 <入院した90歳の父に対し、リスクを伴う心臓の検査が行われていた。病院は「家族の面会を禁止しているため、本人から同意を得た」と言う。電話で確認すると、本人は説明が理解できておらず、同意した認識もなかった>

 相談者によると、病院の従来の入院診療計画書には、この検査について「当日30分前には家族が待機」と書かれていました。非常時だからといって、リスクの説明や準備が雑でよいわけがありません。

 一方、一口に家族といっても、その姿は多様です。

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