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妊娠6週目以降に中絶、産科医を初の提訴…禁止の米テキサス州で

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 【ロサンゼルス=渡辺晋】米テキサス州で20日、妊娠6週目頃以降の人工中絶を禁止する州法に違反したとして、産婦人科の男性医師が同州の地裁に提訴された。1日施行の州法は、中絶を手助けした医師らに対して第三者が民事訴訟を起こす仕組みで、提訴は施行後、初めてとみられる。

 男性医師は、18日に公開されたワシントン・ポストへの寄稿で、6日に妊娠6週目以降の女性の中絶処置を施したと明かし、「明らかに違憲の法律をそのままにしたくなかった」などと主張した。医師は40年以上、中絶に携わってきたという。

 このテキサス州法は、性的暴行や近親 相姦そうかん で妊娠したケースにも適用されるなど、全米で最も厳しく中絶を制限し、誰もが中絶を手助けした人を提訴できる。今回、アーカンソー州とイリノイ州の2人が医師を提訴した。

 バイデン政権は、州法を「憲法違反だ」と非難しており、司法省は施行の差し止めなどを求めてテキサス州を提訴している。

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