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スパソニ、酒類販売禁止・間隔空け着席…観客「迷いあったが対策取られていると」

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 18日、千葉市で開幕した大規模音楽フェス「スーパーソニック」。荒天の早朝から、会場のZOZOマリンスタジアム周辺には入場を待ちわびる観客の行列が生じ、新型コロナウイルス対策としてスタッフが「間隔を保ってください」と繰り返し呼びかけた。

スパソニ、酒類販売禁止・間隔空け着席…観客「迷いあったが対策取られていると」

スタジアムに入場するため、間隔をあけて列を作る観客(18日午前10時11分、千葉市で)=橘薫撮影

 この日、当初午前9時半だった開場は30分早まり、入場口では観客の検温や手指のアルコール消毒などが行われた。

 主催者によると、感染対策として酒類の販売を禁止し、マスクの着用を促した。スマートフォンの専用アプリを使い、健康状態の報告も求めた。観客によると、アリーナ席はイス1個分の間隔を空けて座るようになっている。

 神奈川県茅ヶ崎市から訪れた20歳男性は「迷いもあったが、感染対策が取られていると思って来た。好きなアーティストを生で見るのが楽しみ」と話した。

 今回、19日までの2日間で延べ約2万人分のチケットが販売されている。千葉県は宣言期間中、県内でのイベントを「上限5000人」としていたが、入場制限の決定前に販売されたため、この「上限ルール」は適用されないという。

 千葉市は当初、スーパーソニックの延期を要請したが、主催者は「海外からの参加アーティストの日程をずらせない」と応じなかった。市は「感染リスクが軽減できるよう対応していく」として、期間中、職員が出入り口や会場内で「密」状態が生じていないかを調べる。

 コロナ対策で多くの音楽フェスが開催を中止するなか、8月に愛知県常滑市で開かれたフェスでは観客が「密」状態になり、クラスター(感染集団)が発生した。音楽フェスに詳しい流通経済大の八木良太教授(経営学)は「いまの対策は参加者のモラルに依存している。対策の検証を通じ、業界全体でルールを構築する必要がある」と語る。

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