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町田忍の昭和回想

医療・健康・介護のコラム

現像の 出来上がり待つ 楽しさよ

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 昭和は遠くなりにけり--。銭湯や手描き看板をカメラにおさめ、お菓子のパッケージを収集するなど、庶民の暮らしを見つめてきた町田忍さんが、懐かしいあれこれをイラストにして回想します。みなさんも古いアルバムや本、新聞を引っ張り出し、町田さんのイラストと合わせて、昔を振り返ってみてはいかがでしょうか。
 記事の最後にコメント欄がありますので、よろしければ、あなたの懐かしい思い出を投稿してください。

街の写真店

 

 デジタルカメラがなかった時代、商店街に必ず1~2軒は写真屋さんがあった。現像を頼んでから出来上がるまでに数日かかった。値段も安くなく、カラーだと1枚100円以上かかった頃もあった。

 出来上がりが待ち遠しかった。現像が終わって初めて、うまく撮影できていなかったことがわかる時もあったが、「上手に撮れただろうか」とやきもきするのも楽しみだった。

 写真屋さんが手作業で現像していたから、店によってうまい下手の評判も立ったし、同じ写真屋さんでも、日によって出来が違うことがあった。

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町田 忍(まちだ・しのぶ)
1950年、東京都出身。庶民文化研究家、エッセイスト。銭湯や缶ジュースなど100を超える研究テーマを持つ。著書に「町田忍の手描き看板百景-美あり珍あり昭和あり-」(東海教育研究所)、「戦後新聞広告図鑑」(同)、「マッカーサーと征露丸」(芸文社)、「銭湯 『浮世の垢』も落とす庶民の社交場」(ミネルヴァ書房)など。

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