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田村専門委員の「まるごと医療」

医療・健康・介護のコラム

心臓の声に耳を傾けて 心臓弁膜症の啓発ウィーク 動画など公開

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心臓弁膜症ネットワーク 9月13~19日

心臓の声に耳を傾けて 心臓弁膜症の啓発ウィーク 動画など公開

 一般社団法人心臓弁膜症ネットワーク(福原斉・代表理事)は9月13日、心臓弁膜症啓発ウィークに合わせ、ウェブサイトにキャンペーンの特設ページを公開した。

 https://heartvalvevoice.jp/news/hvvawarenessweek-2021/

 心臓弁膜症は、四つに分かれた心臓の部屋(右心房、右心室、左心房、左心室)の間や血管への出口にある弁(三尖(せん)弁、肺動脈弁、僧帽弁、大動脈弁)の異常で起きる。加齢などが原因で、弁が狭くなったり(狭窄(きょうさく)症)、閉じにくくなって血液が逆流したり(閉鎖不全症)する病気だ。

 重症になると、手術で弁を修復したり人工の弁に置き換えたりするなどの治療の対象となる。

 啓発ウィークは、心臓疾患関連の国際組織(Global Heart Hub)が主催して13~19日に実施。同ネットワークは日本での事務局を昨年度に続き務めている。

 https://globalhearthub.org/

息切れ、めまいなども症状のひとつ

 キャンペーンのメッセージでは、

 「あなたが65歳以上で、日々の小さな作業や習慣が大きな試練のように感じるようになったら、自分の心臓の声に耳を傾けましょう」

 「息切れや、めまいなども症状のひとつです。それを確かめる唯一の方法は、聴診器での検査を医師にお願いすることです」

 などと呼びかけている。

 また、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムでは、

 #ListenToYourHeart #あなたの心臓の声を聴こう #心臓弁膜症 #ValveWeek21

 の投稿用ハッシュタグを付けて情報発信している。(田村良彦 読売新聞専門委員)

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田村 良彦(たむら・よしひこ)

 読売新聞東京本社メディア局専門委員。1986年早稲田大学政治経済学部卒、同年読売新聞東京本社入社。97年から編集局医療情報室(現・医療部)で連載「医療ルネサンス」「病院の実力」などを担当。西部本社社会部次長兼編集委員、東京本社編集委員(医療部)などを経て2019年6月から現職。

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