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教えて!ヨミドック

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コロナ下の避難所 何に気をつける?…上履きを使用、食べきれなかったら処分

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コロナ下の避難所 注意点は…まめに掃除 上履き使用コロナ下の避難所 注意点は…まめに掃除 上履き使用

   台風や豪雨などで、毎年のように被害が出る。コロナ下だから、避難生活は大変そうだ。

  ヨミドック  避難所は密にならないよう工夫されています。避難者が一定の距離を保てるように個人スペースを離したり、人数を制限したり。個人スペースを仕切るパーティションの高さは90センチ程度とされていましたが、最近は 飛沫ひまつ 感染を避けるために1メートル40~1メートル50が推奨されています。発熱した人を隔離できる場所も必要です。

   掃除もまめにした方がいいよね。

   もちろんです。床面には飛沫を含んだほこりが落ちているかもしれません。通路や共用スペースは、午前と午後に1回ずつ掃除や消毒ができるといいですね。個人スペースは、布団干しのタイミングで掃除機をかけるのがお勧めです。

   土足じゃまずいね?

   外を歩いたりトイレに行ったりした靴底には細菌やウイルスが付いている可能性があります。避難生活の場を清潔に保つには、上履き用の靴を用意して、避難所で履き替えるのがよいでしょう。

   まだ暑い。熱中症の対策は必要だ。

コロナ下の避難所 注意点は…まめに掃除 上履き使用

   換気のため、30分に1度は数分間、窓を全開にすることが勧められていますが、外気が30度を超えるようなら熱中症が心配です。感染対策より熱中症予防を第一に考えないといけない場合もあるでしょう。感染防止のためには、扇風機の風には直接当たらない方がいいかもしれません。

 個人でできそうな対策は、家族や周りの人同士で健康チェックをし合うこと。言葉が少なくなった、動きがなくなった、といった様子が見られたら要注意です。高齢者のいる世帯はトイレに近い入り口付近、乳幼児のいる世帯は奥など、助け合いのしやすい“避難所内のすみ分け”をしてもいいでしょう。

   食中毒、心配しなくていい?

   冷蔵庫などで10度以下の温度管理をするのが難しい場合は、提供された食べ物は早めに食べて、食べきれなかったら処分です。

 コロナ下で炊き出しを禁止する自治体もあるようですが、避難者には食べることが心のよりどころ。注意しながら楽しむことも大切です。

 (高梨ゆき子、取材協力=中臣昌広・日本環境衛生センター技術調査役、剣陽子・熊本県菊池保健所長)

 ヨミドックは読売新聞の医療サイト、ヨミドクターのお医者さんキャラクターです。

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