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「一般病床をICUに」学会が非常時の転換を提言…「救命率が急激に下がる恐れある」

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、重症患者用の病床が 逼迫ひっぱく したことを受け、日本集中治療医学会は13日、一般病床を集中治療室(ICU)に迅速に転換するための仕組み作りや、人材育成の強化を国などに求める提言を発表した。

「一般病床をICUに」学会が非常時の転換を提言…「救命率が急激に下がる恐れある」

新型コロナウイルス

 提言では、国内のICUの病床数を現行の約7000床から約9000床まで増やす必要があるとした。そのうえで、非常時に一般病床をICUに転換できるよう、人工呼吸器用の酸素供給設備の増設などを求めた。

 学会によると、全国に集中治療医は約2100人いるが、ICUを拡充するには「さらに5000人以上必要」という。提言では、看護師も含めた専門スタッフ育成システムの必要性も訴えた。

 同学会の西田修理事長は「日本で人工呼吸器が必要になった重症患者の救命率は78%で欧米より高い。だが、今後入院できない重症患者が増えれば、救命率が急激に下がる恐れがある。早急に集中治療の体制を強化する必要がある」と話す。

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