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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

手作りカスタードクリーム…なめらかに仕上げ、口の中への刺激少なく

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 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 皆さんは、口内炎がひどくていつも通りに食事が取れなかった経験はありませんか? かんきつ類の酸味が染みる、熱いものが食べられないなど、口の中がちょっと変化しただけで、いつもはおいしく食べられるものも、まったくおいしく感じなくなってしまうことがあります。

 口内炎は口の中の粘膜や舌、唇などで起こる炎症です。栄養不足や疲れ、ストレスなど原因は様々ですが、治療やお薬の副作用で発症してしまうこともあります。例えば放射線治療の副作用で口内炎ができる場合もあります。治療には体力が必要なのに、口の中が痛くて食べられない。食べられないと体力が落ちてしまう……といった悪循環となってしまいます。

 口内炎があるときには、口の中を刺激しないように、極端に熱いものや冷たいもの、硬いもの、香辛料が多く使ってある料理、酢のもの、かんきつ類などは避けましょう。また、口の中が乾燥していると痛みを感じやすいため、食事の前にうがいをしたり、常温に置いた麦茶やリンゴジュースなど刺激の少ない飲み物で口を潤しておくこともよい方法です。

 このレシピでは甘さをやや控え、なめらかに仕上げることで口の中への刺激を少なくしています。甘さがコントロールできるのも手作りならでは。また、卵、牛乳といった良質のたんぱく質も含まれているので、あまりたくさん食べられないときにも少量でエネルギーとたんぱく質が摂取できるメニューです。

[作り方]

(1) 薄力粉はふるっておく。卵は白身と黄身が良く混ざるように溶きほぐしておく。

(2) (1)のふるった薄力粉と砂糖を耐熱のボウルに入れ、泡だて器で混ぜ合わせる。牛乳を少しずつ加えてよく混ぜる。さらに、溶きほぐした卵を少しずつ加えて混ぜ合わせる。

(3) ラップをしないで500Wの電子レンジで2分加熱する。取り出して泡だて器でよく混ぜ合わせ、さらに1分加熱し、取り出して混ぜる。様子を見ながらさらに1分加熱し、最後にバニラエッセンスを加えてよく混ぜ合わせる。チョコカスタードにする場合は、クリームが熱いうちに、バニラエッセンスの代わりに刻んだチョコレートを加えてよく混ぜ合わせる。

(4) クリームの表面に膜ができないようにぴったりとラップをして冷ます。

 ※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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