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感染症

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足にまで大量の汗

 夏は足にまで汗をかき困っています。ベタベタ状態でズボンがはけません。汗かきは50歳頃からで、代謝が良いのかと思っていましたが、この年齢でまだ治りません。(74歳女性)

全身性なら他の病気が原因も

横関 博雄 東京医科歯科大学皮膚科特任教授(東京都文京区)

 手のひらや足の裏に、温熱やストレスなどで大量の発汗が起こり、日常生活の支障になる状態を多汗症と呼びます。汗の量には個人差がありますが、局所がしっとりしている、汗が水滴として見える、したたり落ちるという表現の発汗が多いようです。

 多汗症には、全身の発汗が増える全身性多汗症と、体の一部だけ発汗量が増える局所多汗症があります。

 原因が明らかでない局所多汗症は、原発性局所多汗症と診断されます。大部分は、この原発性です。

 手足、わきの下、頭部、顔面の原発性多汗症は、制汗剤である塩化アルミニウム薬の外用が第1選択肢になります。わきの下の多汗症には抗コリン外用薬が有効なこともあります。手、足の多汗症には電流を通す「イオントフォレーシス」が有効です。皮膚科を受診し、相談してください。重症の場合は、局所へのボツリヌス毒素の注射や、発汗に関わる交感神経の働きを抑える手術があります。

 全身性多汗症には、ほかの疾患が原因で起こる続発性の多汗症があります。

 原因疾患には、結核などの感染症や甲状腺亢進こうしん症、褐色細胞腫などの内分泌代謝異常、神経疾患、薬剤性の全身性多汗症があります。発汗の多さだけでなく、発熱や手の震え、高血圧、糖尿病などがないか注意しましょう。原因疾患があれば、その治療が必要です。

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