社会
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1回目はファイザー製、2回目でアストラ製接種…医師は可能と判断
東京都は8日、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場になっている都庁(新宿区)展望室で、1回目の接種で米ファイザー製ワクチンを打った女性に、2回目は英アストラゼネカ製ワクチンを接種するミスがあったと発表した。

東京都庁
都によると、女性は40歳代の医療従事者。3月にファイザー製を接種した際、アナフィラキシーショックを起こし、かかりつけ医に相談したところ、アストラゼネカ製を勧められた。今月7日、会場で予診した医師や看護師は、こうした事情を確認したうえで、接種可能と判断したという。都の担当者は「国内では同じ人に別のワクチンを接種することは認められておらず不適切だった」とし、再発防止に努める。
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