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県指定ホテル療養中に男性死亡、遺族に和解金575万円「健康観察態勢などに不備」

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 神奈川県は、新型コロナウイルスに感染し、県指定のホテルで療養中に死亡した50歳代男性について「健康観察の態勢などに不備があり、早期の病院搬送ができなかった」として、遺族に和解金575万円を支払う。関連議案を8日開会の県議会に提出する。

県指定ホテル療養中に男性死亡、遺族に和解金575万円「健康観察態勢などに不備」

神奈川県庁

 県によると、男性は昨年12月4日に発熱し、8日に陽性と判明。軽症と判断されて翌日からホテルで療養した。血中酸素濃度(正常値96%以上)が90%以下になることもあったが、医師の診察は受けておらず、11日午後、連絡が途絶えた。

 同日夜、看護師らが部屋を訪問したところ、男性は心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は新型コロナによる急性気管支肺炎だった。県はその後、血中酸素濃度が93%以下の場合は医師に連絡するとの基準を策定した。

 県が設置した第三者委員会は、3月にまとめた報告書で、男性死亡当時に明確な基準がなかった点を含め、健康観察態勢などに不備があったと指摘。これを受けて県は8月、遺族に和解案を示し、了承を得た。

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