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自宅療養に「エコノミー症候群」の危険性、室内でも「歩くこと」推奨

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感染者、血栓できやすく

 新型コロナウイルスに感染した患者は、命にかかわる肺血栓 塞栓そくせん 症(エコノミークラス症候群)になりやすいことから、日本静脈学会は、自宅やホテルで療養中の患者向けに注意点をまとめた。3日にも学会のウェブサイトで公表する。予防のポイントは、簡単な足の運動とこまめな水分補給だ。

自宅療養に「エコノミー症候群」の危険性、室内でも「歩くこと」推奨

 肺血栓塞栓症は、ふくらはぎなどの静脈でできた血の塊(血栓)が血流で運ばれ、肺の血管に詰まる病気。呼吸困難や胸痛などの症状が出る。新型コロナの患者は、血管の炎症などに伴い、血栓ができやすくなるとされる。長時間寝たままでいて血流が滞ることもリスク要因だ。

 今回のまとめでは、室内でも苦しくない範囲で歩くことを推奨。歩けない人は、寝たままや座った状態で、つま先を上げ下げする。ふくらはぎのマッサージなども有効とした。

 こまめな水分補給で脱水を防ぐことも重要だ。ただし、利尿作用のあるカフェインを含む飲料は避ける。

 同学会の 孟真もうまこと 副理事長は「軽症者に起こることはまれだが、血栓ができると命にかかわるので、予防を心がけてほしい。脚のむくみや腫れが出たら、保健所などに相談を」と呼びかけている。

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