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「わきが」汗腺取り切れず

 娘は6年前、18歳の時に「わきが( 腋臭えきしゅう 症)」の手術をしました。しかし、傷が残り、汗腺も取り切れず、臭いを抑えるボトックス注射でごまかしてきました。「結婚できない」と悲観しています。有効な治療法はないでしょうか。(49歳女性)

ミラドライでの追加治療検討を

土井秀明 こまちくりにっく顧問(大阪市)

 人類のほとんどがわきが体質です。地球規模でわきが体質の人は63億人。日本人を含む東アジア人の80%強の14億人が遺伝子変異により、臭いの少ない体質に変わっています。

 わきが体質の日本人は2000万人以上いますが、国内では“少数派”のため、気になるようです。欧米ではわきの臭いは治療対象にならず、わき汗の治療を望む人が多くいます。

 わきの下には、アポクリン腺、エクリン腺という汗を分泌する器官があります。アポクリン腺から出る汗に細菌が繁殖すると臭いが出ます。エクリン腺は、暑い時や緊張した時にわき汗を出します。わきがには、汗の分泌や細菌の繁殖を抑える治療を行います。

 抗菌効果のある塗り薬や、皮膚をはがしてアポクリン腺を除去する せんじょ 手術(保険適用)、ミラドライという機器による治療などが行われます。

 新薬のエクロックゲルやボトックス注射はエクリン腺の発汗を抑えますが、アポクリン腺には作用しないので効果は低くなります。

 ミラドライは、マイクロ波で肌に傷をつけずにエクリン腺とアポクリン腺の両方を焼きつぶします。

 どうしても気になるようなら、ミラドライによる追加治療を検討されてはどうでしょうか。術後の傷痕を目立たなくする形成外科で相談してみてください。

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