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医療・健康・介護のコラム

[女優 岩崎ひろみさん](上)ふたりっ子が娘3人の母に 一番かわいい時期の子育て独り占め、主人に申し訳ないくらい

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母親になって人生の価値観が全く変わった

[女優 岩崎ひろみさん](上)ふたりっ子が娘3人の母に 一番かわいい時期の子育て独り占め、主人に申し訳ないくらい

 ――自身のブログタイトル「育自日記」はどういう意味ですか。

 子供が生まれてブログを始めようと思ったときに、主人から「何を書くんだ」って言われて、「育児のことも書きたいけど、せっかくだから自分のことも書きたいんだよね」なんて話をしていて、「じゃあ、その育児の児を自分の自にすれば、子供も自分もどんどん成長させていけるんじゃないか」と、主人がアイデアをくれました。

 ――実際、母親になって自分が変わったと思いますか。

 全く変わったと思います。私は一人で生きていけるし、一人で生きていくものだと思っていたのに、今、3人の子と人生を送っているのが不思議でしかありません。この子たちのご飯、服、下着、学校の用意なんだかんだっていうのを、私は一人の人間なのにやらなきゃいけないことが4人分、ときには主人も入れたら5人分やるっていうのが、こんなに苦じゃないというか、楽しいものだったんだと。結婚前は自分が一番大事で、人にそんなに干渉するつもりもなかったのに。

 ただ、私は両親にすごく愛されて育ちました。無償の愛のようなものを疑いもなく受けて、すくすくと育ちましたが、そんな親にはなれないと思っていました。でも自分が親になったら、子供の存在はあまりに大きく、正直、この子たちのために生きるのが私の仕事って、今でも言えるぐらい人生の価値観が変わりました。

両親の子どもへの愛情 自分が母になってわかった

 ――ご両親も同じ気持ちだったんでしょうね。

 そうだと思います。本当にうちの父親は、パンのみみを自分が食べて、やわらかいところを私たちにくれるとか、お刺し身とか、ふぐだとか食べに行っても、子どもたちに好きなだけ食べさせて、自分はつまだけをつまんでいればいいっていうような父親でした。

 子供への愛が100%以上の人だったので、私は反抗期もありませんでした。ただ、子どもみたいに純粋な人なので、怒るときはすごく怒るし、手を上げることもありました。でも、その後に腹を割って話して、自分が謝るべきだと思えば謝ってくれました。「大人も完璧じゃない。大人でも間違えることもあるんだ」という姿も見せてくれた父親でした。

 母は脳天気で明るい性格で、孫にも名前で呼んでほしいって言うので、今は孫たちに「ちゃんとしてよ。啓江ひろえちゃん」なんて叱られている母です。そんな愛されキャラの母と心優しい父の気持ちを、以前は子どもの立場でしかわからなかったけれど、自分が親になったことで、子供に食べさせたいとか、子どもにこれをしてやりたいっていう思いがわかるようになり、親への感謝もすごく生まれました。そういう意味でも、子供が生まれたことは、私の考え方も人生も本当に豊かにしてくれたと思います。

女優 岩崎ひろみさん

いわさき・ひろみ 1976年、千葉県生まれ。生後半年でNHK銀河テレビ小説「女の一生」でデビュー。3歳で劇団若草に入り、中学1年でミュージカル「アニー」主役。96~97年放送のNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」ではヒロインの双子の妹、野田香子をはじめ、多くのテレビドラマや舞台、映画などで活躍。2007年、劇団☆新感線所属の俳優吉田メタルさんと結婚。同年に長女、10年に次女、18年に3女を出産。21年6月末で、21年間在籍していた事務所スターダストプロモーションを退所し、独立。

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