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この1年の自殺未遂の経験者は2%、15~19歳は5%…「本気で考えた」人も6%

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 日本財団が今年4月、2万人に対して実施したインターネット調査で、昨年4月からの1年間に、2%に当たる約400人が自殺未遂の経験をしていたことが31日、分かった。特に15~19歳の若い世代では自殺未遂の割合が5%に上り、厚生労働省は相談窓口の利用を呼びかける。

この1年の自殺未遂の経験者は2%、15~19歳は5%…「本気で考えた」人も6%

厚生労働省

 厚労省などによると、新型コロナウイルスの感染が広がった昨年の自殺者数は、前年より約900人多い2万1081人。リーマン・ショック直後の2009年以来、11年ぶりに前年を上回ったことから同財団が緊急調査を行った。全国の13~79歳の男女2万人から回答があり、約400人が自殺未遂をしたと答えた。15~19歳では、回答者約1100人のうち約50人が自殺未遂をしたという。

 「この1年で本気で自殺したいと考えた」と回答したのは、全世代の6%に当たる約1200人。15~19歳に限定すると16%に上昇し、理由(複数回答)は、いじめや学業不振など「学校問題」が65%に上った。

 同財団の担当者は「家族と不和を抱える10歳代は家に逃げ場がなく、『ステイホーム』で不和が強まった可能性がある」と分析する。相談はこころの健康相談統一ダイヤル(0570・064・556)へ。

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