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都、酸素投与施設の拡充を検討…抗体カクテル療法も

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 新型コロナウイルス感染者の増大を受け、東京都が入院待機者や自宅療養中に症状が悪化した人らを一時的に受け入れ、酸素投与などの処置を行う施設の整備を進めている。都は、最大300人程度を受け入れられる体制を整えたとするが、施設のさらなる拡充を検討している。

都、酸素投与施設の拡充を検討…抗体カクテル療法も

小池都知事

 都によると、都内でコロナ患者に酸素投与などの処置を行う施設としては、都の入院調整本部の要請で患者を一時的に受け入れる「TOKYO入院待機ステーション」や、搬送先の決まらない救急患者を収容するステーション、救急患者のうち軽症者を主な対象とする旧「こどもの城」(渋谷区)を利用した130床規模の大規模ステーションなどがある。

 このうち、民間医療機関に整備された入院待機ステーションは、今月24日に八王子市の永生病院に開設されたものを含め、2か所ある。都によると、永生病院では最大16人の患者を受け入れ可能で、1か所目の平成立石病院(葛飾区)と合わせ、計36床体制となった。ステーションには看護師らが24時間配置され、酸素投与や投薬、患者の血中酸素飽和度や心電図などを常時チェック。患者は症状に応じて、入院先や宿泊施設などの療養先に移る。

 救急患者向けのステーションは、都立・公社病院11施設に設けられている。

 こうした施設の整備は、都内では7月頃から進んできたが、今月に入って菅首相が「酸素ステーション」として整備方針を打ち出し、全国で加速化。厚生労働省によると、各地で様々な名称で呼ばれている。

 小池知事は27日の定例記者会見で、これらの施設で軽症・中等症患者向けの抗体カクテル療法を行う考えを示し、「患者の症状に応じた受け入れ体制を確保していく」と語った。

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