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8道県「宣言」発令、観光施設の休業や分散登校の対応広がる

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は27日、北海道、宮城、岐阜、愛知、三重、滋賀、岡山、広島の8道県に緊急事態宣言を発令した。すでに出ている13都府県と合わせ、対象は21都道府県に広がった。対象となった地域では、小中学校で分散登校を導入するなど、対応に追われた。

 宣言に準じた対策を講じることができる「まん延防止等重点措置」にも高知、佐賀、長崎、宮崎の4県が追加され、計12県になった。いずれも9月12日まで。

 厚生労働省によると、最近では20歳未満の世代の感染が広がっている。全国で今月24日までの1週間に2万8999人の感染が新たに確認され、1か月前にあたる7月27日までの1週間(5464人)の5倍以上になった。

 愛知県の岡崎市教育委員会は、市内67小中学校で27日に予定していた2学期の始業式を、9月1日以降に延期した。市内の児童と生徒は27日と30日、31日の3日間で分散登校し、健康チェックなどを受けることにした。

 この日、市立岩津小では、全校児童を集団登校のグループに分けて分散登校を実施。空調を利かせつつ、換気で窓を開けた教室で、マスク姿の278人がオンライン授業の導入に備え、タブレット端末を自宅で使う方法を学んだ。浜田明弘教諭(44)は「久しぶりにこどもたちの元気な顔を見られてうれしい。緊張感を持って危機管理にあたりたい」と話した。

8道県「宣言」発令、観光施設の休業や分散登校の対応広がる

臨時休園となった旭山動物園(27日、北海道旭川市で)

 宣言発令に伴い、観光スポットも相次いで休業した。9月12日まで休園する北海道旭川市の旭山動物園では、この日午前、入り口で立て看板を見て、引き返す客の姿があった。白壁の蔵屋敷が並ぶ岡山県倉敷市の美観地区では、西洋美術で有名な「大原美術館」も臨時休館した。

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