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【独自】混入した異物は「金属物質」か、健康被害などの情報寄せられず…モデルナワクチン

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 厚生労働省は26日、新型コロナウイルスの米モデルナ製ワクチンのうち、東京など5都県8か所の接種会場で未使用の瓶内に異物が混入していたとして、製造番号や工程が同じワクチン約163万回分の使用を見合わせると発表した。異物は金属物質とみられるという。国内の流通を担当する武田薬品工業はモデルナ社に対し、異物の成分や混入経緯などについての調査を要請した。

【独自】混入した異物は「金属物質」か、健康被害などの情報寄せられず…モデルナワクチン

米モデルナ製のワクチン容器

 同省によると、東京都、埼玉、茨城、愛知、岐阜各県の大規模接種や職域接種の8会場で16日以降、製造番号「3004667」のワクチン39瓶から異物が順次確認された。この製造番号は「3004734」「3004956」とともにスペインの工場で製造されたワクチンで、7月下旬以降に国内に輸送され、全国863か所の接種会場に配送されたという。

 同省は異物が確認された製造番号に加え、同じ工場で製造された残り二つについても26日朝から各会場に連絡して使用中止を要請。これまでに健康被害などの情報は寄せられていないという。ワクチンの接種にあたっては、薬剤師らが事前に目視で異物がないかを確認することになっており、同省は異物が接種された例はないとみている。

 政府は9月末までにモデルナ製5000万回分を確保しており、今月24日までに約1800万回分が接種された。同省によると、海外ではモデルナ製ワクチンにゴム片が混入していたケースが報告されているという。

 製造番号は接種済み証で確認できる。同省は既に接種した人で異変を感じた場合は、医師に相談するよう呼び掛けている。武田薬品は、同社のくすり相談室COVID―19ワクチンモデルナ専用ダイヤル(0120・793・056)で対応する。

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