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「処理水」の沖合1キロ放出、東電が23年春に開始

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 東京電力は25日、福島第一原子力発電所の「処理水」について、海底トンネルを通して沖合1キロ・メートル付近から放出する計画を発表した。2023年春の放出開始を目指し、周辺海域での放射性物質の監視を強化する方針も示した。

「処理水」の沖合1キロ放出、東電が23年春に開始

福島第一原子力発電所

 処理水は、同原発で発生する汚染水から、現在の技術では取り除けないトリチウム以外の放射性物質を浄化したもの。政府が4月、海洋放出を決定していた。

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 計画では、海水で薄めた処理水を、新設する海底トンネルで沖合約1キロ・メートルから海に流す。放出前にトリチウム濃度を確認し、異常時に放出を止める緊急装置を設ける。半径20キロ・メートル圏の海域では海水や海藻を採取・分析する箇所を増やす。

 沖合1キロ・メートルでの放出を選んだ理由として、▽漁業権が設定されていない▽放出した後、再び取水して希釈用に使わないようにする――ことなどを挙げた。9月にも原子力規制委員会に放出計画の審査を申請する。

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