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サッカー欧州選手権、ロンドンで計6400人感染…英政府報告「観客が感染対策守らなかった」

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 【ロンドン=池田慶太】英政府は20日、6~7月に大人数の観戦を認めてロンドンで開催したサッカー欧州選手権の8試合で、観客計約6400人が新型コロナウイルスに感染したとする調査結果をまとめた。

サッカー欧州選手権、ロンドンで計6400人感染…英政府報告「観客が感染対策守らなかった」

サッカー欧州選手権決勝のイングランド対イタリア(7月11日)=ロイター

 調査対象は、10か国11都市を会場とした欧州選手権のうち決勝、準決勝を含むロンドンで開催された8試合。英政府が今春以降、新型コロナ感染拡大前並みに観客を入れたイベントで感染の広がり具合を調べてきた実証実験の一環だった。

 報告書によると、決勝、準決勝はいずれも、収容人数上限の75%にあたる6万人超が観戦し、地元イングランドがイタリアと対戦した決勝だけで、新たな感染者は約3400人に上ったとみられるという。

 各試合では、観客に陰性証明やワクチン2回接種の記録提示を求めた。報告書は、約3000人が観戦時点ですでに感染しており、競技場内外で拡散させた可能性があるとした。チケットを持たない人が警備を突破して乱入するなど「観客が感染対策を守らなかった」ことが要因とも分析した。

 一方、同じ時期に開催されたテニスのウィンブルドン選手権では観戦者延べ約30万人に対し、感染者は約880人にとどまった。英政府は調査結果を受け、ワクチン接種、マスク着用を改めて呼びかける一方、対策が十分取られていれば「大規模イベントは安全に開催できる」と結論づけた。

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