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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

もっと知りたい認知症

稲荷おにぎり…握りずしのシャリと同じ約20g

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回は稲荷ずしの油揚げを細かく刻んで酢飯に混ぜ込んだ一口大のおにぎりのご紹介です。

 個人差はありますが、一口で食べられる量として、握りずしのシャリと同じ約20gを目安にすると手に持ちやすく、食べきれる量になります。

 食欲がない方にとって、食べきれない量の食事提供は、食べる気持ちを低下させてしまいます。

 けれど、もし自分がその方の家族だったら、一口でも多く食べてほしい思いから、ついつい多めに盛り付けてしまうかもしれません。実際「少なく提供することは抵抗がある」という家族の方もいました。少なく提供することでもっと病気が悪くなるかもしれない、もう少し食べればきっと元気になってくれる、という気持ちの表れからの行動でした。

 けれど、食欲がない本人にしてみれば、食事が食べられないことは「提供されたものを食べられない罪悪感」や「自分の状況をわかってもらえない悲しさ」などの気持ちにつながることもあるようです。

 提供する家族にとって「少ない量を提供する」ことは大きな壁かもしれません。しかし、少ない量であっても、本人が食べきれたときにはどうでしょう。食べきれた満足感、食べてもらえた満足感をお互いに感じるのではないでしょうか。

[作り方]

(1) 稲荷(油揚げ)は軽く汁気を切り細かく刻む。

(2) 温かいご飯にすし酢と(1)の稲荷(油揚げ)、すりゴマを加えて混ぜる。

(3) 食べやすい大きさに握る。器に盛り付け、梅シソふりかけなどをかけてできあがり。

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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