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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

もっと知りたい認知症

アイスサンドイッチ…匂いに過敏で食事がとれないとき

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 訪問栄養指導では「食事の匂いに過敏になってしまって、食事がすすまない」という相談を受けることもあります。

 このレシピは、実際、抗がん剤治療の副作用で匂いに過敏になってしまった方に好まれたメニューです。アイスをはさんだサンドイッチは、ひんやりと口当たりがよく、ほど良い甘さが、この方の食べる気持ちにつながりました。

 嗅覚の障害は、抗がん剤治療の副作用であったり、生まれつきの疾患の影響であったり、認知症であったりと原因は様々ですが、どんな原因にしても、匂いを感じすぎるために食事がとれなくなっているのなら、それは低栄養リスクを抱えていると考えます。

 匂いを感じにくくする方法として、匂いの少ない食材を利用する、冷たいものを提供するといった方法があります。食欲不振を伴うことが多いので、今回のレシピのように提供するときにも一口大にする、くちどけの良いものにするなどの配慮があるとより食べやすくなります。

 冷凍庫から出したばかりの時は硬くて食べにくいので、室温に少しおいて、お好みの軟らかさになったら食べましょう。

いろいろなアイスでお好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか。

[作り方]

(1) ラップの上に食パンを2枚並べる。

(2) 2枚の食パンのうち1枚にアイスを塗り、もう1枚の食パンを重ねる。

(3) ラップでくるみ、冷凍庫で2時間ほど、パンごと切れるよう適度に凍らせる。

(4) 冷えたら切り分けて出来上がり。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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