文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

社会

社会

ワクチン2回接種でも10万人に7人が感染、酸素投与が必要な例も…県「万能ではない」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 和歌山県は12日、7月11日~8月10日に新型コロナウイルスに感染した人のワクチン接種状況を発表した。568人のうち498人が未接種で、45人は1回接種、2回接種し終えていたのは25人だった。県はワクチンに高い予防効果が認められる一方、万能ではないことも改めて分かったとし、「引き続き感染予防の徹底を」と呼び掛けている。

ワクチン2回接種でも10万人に7人が感染、酸素投与が必要な例も…県「万能ではない」

コロナワクチン

 県によると、2回接種を終えた人は35万3430人おり、感染率は0・007%(10万人に7人)。これに対し、未接種または1回接種の人の感染率は0・090%(10万人に90人)だった。

 2回接種したのに感染した人の大半は軽症か無症状だったが、2人は酸素投与が必要だった。ただ、人工呼吸器が必要なほど重篤になる例はなく、重症化の予防に成果を上げているとしている。

 県はこのほか、県内の介護福祉施設の協力で、70歳代以上の入居者90人を含む、ワクチン2回接種を終えた10~100歳代計100人の抗体を調査。80歳代以上は抗体の量を示す値が低い傾向にあることが分かった。このうち10人は抗体を獲得したと推定される値を下回っていたという。

 県福祉保健部の野尻孝子技監は「ワクチンの効果はきわめて高く、接種を推奨するが『祖父母は2回ワクチンを打ったから大丈夫』とお盆に帰省されると感染する可能性がある。2回接種を終えた人同士で接触して感染した例も複数あり、感染予防対策はきちんと実施してほしい」と話している。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

社会の一覧を見る

最新記事