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町田忍の昭和回想

回想サロン

磁石付き 蓋のコップで 麦茶飲む

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 昭和は遠くなりにけり--。銭湯や手描き看板をカメラにおさめ、お菓子のパッケージを収集するなど、庶民の暮らしを見つめてきた町田忍さんが、懐かしいあれこれをイラストにして回想します。みなさんも古いアルバムや本、新聞を引っ張り出し、町田さんのイラストと合わせて、昔を振り返ってみてはいかがでしょうか。
 記事の最後にコメント欄がありますので、よろしければ、あなたの懐かしい思い出を投稿してください。

水筒

磁石付き 蓋のコップで 麦茶飲む

磁石付き 蓋のコップで 麦茶飲む 小学生だった半世紀以上前、遠足に持っていく水筒の定番はアルマイト製だった。蓋がコップ代わりになるもので、革製のひもが付いていた。

 子供用のものはどれも、蓋の先に方位磁石が付いていて、みんな遠足の途中、探検家のように方角を確認していた。子供用のオモチャだから、あまり正確ではなかったような気はしたが。

 中学生になる頃、プラスチック製の水筒が出回り始めた。最初の頃はまだ品質が良くなかったのか独特な臭いがあって、嫌う人も少なくなかった。

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machida_shinobu_prof

町田 忍(まちだ・しのぶ)
1950年、東京都出身。庶民文化研究家、エッセイスト。銭湯や缶ジュースなど100を超える研究テーマを持つ。著書に「町田忍の手描き看板百景-美あり珍あり昭和あり-」(東海教育研究所)、「戦後新聞広告図鑑」(同)、「マッカーサーと征露丸」(芸文社)、「銭湯 『浮世の垢』も落とす庶民の社交場」(ミネルヴァ書房)など。

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